関連情報
人工膵臓 STG-55
人工膵臓の定義 (薬機法に定める一般名称)
糖尿病治療のため、自動的にインシュリンを注入して血糖値を調節する機器をいう。
日機装がご提供する人工膵臓とは、生体の機能を模擬したもので、血糖値を測定して、インスリンとグルコースによって血糖を管理する機能を備えた医療機器です。
特長
日機装の人工膵臓 STG-55はベッドサイド型の装置です。
静脈から持続的に微量採血をおこなって、血糖値を連続的にモニタリングします。また、目標血糖値を維持するために、必要量のインスリン・グルコースを注入します。
必要なインスリン・グルコース量は、それぞれの注入アルゴリズムにより、注入率を連続して計算しています。
血糖値の測定は、グルコース酸化酵素(GOD)を用いた酵素法で行います。酵素電極は、GODを固定化した酵素膜と、過酸化水素を検知する電極から構成されています。
人工膵臓STG-22では、13,000症例以上の臨床使用実績があります。*1
*1 人工臓器35巻別冊2006「人工臓器のレジストリー2004」P.67表4
全体フロー図

酵素電極での反応とカテーテル先端での希釈システムについて
酵素電極での反応

ブロック図

血液の希釈システム
カテーテル内でヘパリン加血液にしてチューブを介して酵素電極へ送られます。
人工膵臓の歴史
日機装の歩み | 血糖管理の歩み | |
---|---|---|
1970 | 1975年 1977年 |
1979年 |
1980 | 1984年 1987年 1988年 |
1985年 1989年 |
1990 | 1990年 1992年 |
1991年 1994年 |
2000 | 2009年 |
2001年 |
2010 | 2016年 2018年 |